2006年06月17日

公園のベンチ

その公園のベンチに人が腰かけているのを見たことがない。

こじんまりとした芝生と木陰に二脚のベンチがそっぽを向いている。ベンチは道路寄りで、おまけに土地が小高いので、 道行く人と視線がまっすぐぶつかりそうだ。落ち着かない。犬を散歩させようったって、ぐるりと半月にまわったらお終いである。 舞台の書割のようだと思う。

よく住宅街の片隅に箱庭のような公園があるだろう。ブランコや滑り台や動物のオブジェや公衆トイレがぎゅうぎゅうに押し込まれた。 そんな公園とは一線を画す。なんだか代々木公園の一角を巨大なコテですくって移植したみたいだ。

こんな鷹揚な都市計画、いいぞ。

posted by ikuboh at 04:10| 日記 | 更新情報をチェックする